木を見て森を見ず??

ライティングの添削をしていると、冠詞(a やtheなど)を訂正することもよくあります。
それ以外にもたくさん訂正している箇所があるのですが、冠詞が気になる生徒様がとても多いようです。
「添削したところについて何か質問はありますか?」
というと、
「なぜここはa ではなくてtheなんですか?」
というような質問があったりします。

もちろん、講師としては、その質問にも答えますが、本心としては、
冠詞は全体からすると小さいことなのにな~
と思い、実際にそれを生徒様に言うこともあります。

IELTS(アイエルツ)のライティングでは、もちろん冠詞の間違いもスコアに反映されるわけですが、それよりも
全体の構造
大きな文法の間違い(接続詞の使い方がおかしいなど)

といった、全体的なもののほうを間違うと、致命的になります。

特に、もしスコア5~6を目指すのであれば、冠詞の問題については無視しても良い、と言ってもいいと思います。私の個人的な意見ですが。
もちろん、冠詞が大事ではないとは言いませんし、講師によっては徹底的に直す人もいるでしょう。
しかし、冠詞は完璧になるのに非常に時間がかかるうえに(例外が非常に多いので、ハッキリとした文法ルールで決められるものではないです)、あまり実にならない、というのが私の実感です。
同じ時間をかけるなら、もっと全体的なものに手をかけるほうが、スコアは伸びます。

英語でも、「木をみて森を見ず」はcan’t see the wood for the trees と言うそうです。

あなたにも覚えはありませんか?
これはIELTSだけでなく、英語全体に言えることですし、英語だけではなく人生の色々なことについて言えるかもしれません。
細かいところだけに注目していて、全体を見逃してしまわないようにしましょう!

※アイキャッチ画像 @Alberto Masno – stock.adobe.com

カナダで語学学校を7年経営してきました。IELTSの講師をしていますが、スパルタとして知られています(笑)宿題てんこもりに出します。IELTSで合格スコアが取れる方法を書いていますので、シェアしてくださるとうれしいです!