Practical English Usageのレビューと効果的な使い方

 

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【Practical English Usage (Michael Swan著)の感想と効果的な使い方】

永遠のベストセラー。知る人ぞ知る名著です。

特に海外のESL(English as a Second Language、英語を母国語としない人々に教える英語教授法)の講師には絶大な支持があります。

もちろん私もファンの一人。なかなか高価な本(2015年12月時点で4,810円)ですが、その価値はあります

使い方としては、Forestと同じで、勉強の際に傍らに置いて参照するために使います。分厚い本ですし、読み物として通読するのはまず無理でしょう。

やはり英語のネイティブが書いた本だけあって、

・日本の文法書(Forestやロイヤル英文法など)とはまったく違う切り口
・例文がとても自然。

ということだけでも、非常に参考になります。

例えば、以前の記事に書きましたが、most of とmost の違いなど、日本の文法書にはそういうまとめ方がしていないんですね。でも、普通にみんなが疑問に持つ点だと思います。これを始めとして、ESLの生徒が疑問に思うような点をわかりやすくまとめてあるということが本当に便利です。

Amazonのレビューにもありますが、
・英語の中級~上級学習者で、試験(TOEICやIELTS)や翻訳など、はっきりした目標があり、細かいところまでしっかりと突き詰めたい方
・英語を教える仕事の方
迷わず買ってもお釣りがくるくらいの名著です。

あと、私が個人的に好きなのが最初にあるピンクのページで、「130 common mistakes」というコーナーです。

35 basic mistakes to avoid(基礎的な間違い)
35 mistakes that intermediate students often make(中級者がよくやる間違い)
Even advanced students make mistakes. Here are 35.(上級者でもやる間違い)
Even very advanced students can make mistakes. Here are 25.(超・上級者でもやる間違い)

と、4つの段階に分かれ、Common mistakes(よくある間違い)が紹介してあるんですが、これがけっこうツボをついてるんですよ!

たとえばコレ(中級より)

×He has much money.
○He has a lot of money.

(上級より)

×I’ll ask you in case I need help.
○I’ll ask you if I need help.

なぜ「×」のついた文章がダメで、「○」のついた文章のように書かなければいけないのか、わかりますか?

もちろん、この本を見ればその理由がわかります。

【この本の欠点】
1、ページ数がなんだかわかりにくい?でもまぁ、慣れれば平気です。

2、英語の本なので、まったくの初心者にはオススメできません。中級者が英語の勉強をして、細かいところも疑問に残さず進めていきたい場合はとても役に立つ本だと思います。

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カナダで語学学校を7年経営してきました。IELTSの講師をしていますが、スパルタとして知られています(笑)宿題てんこもりに出します。IELTSで合格スコアが取れる方法を書いていますので、シェアしてくださるとうれしいです!