目次
Kumikoのプロフィール
経営者、指導者としてのキャリア
- カナダで語学学校の経営10年
- IELTSの講師歴12年
- IELTSスコア8.5(アカデミック&ジェネラル)
- TOEIC990(満点)
- CELPIP10
- IELTSテスト公式実施機関であるIDP Educationのセミナー講師
- カナダで初めて日本人専門のIELTSコースを設立
IELTS対策をはじめ、TOEIC、英文法、ビジネス英語、翻訳、通訳、英会話などさまざまなコースで指導。
教材やカリキュラム作り、ネイティブやバイリンガル講師のトレーニングも数多くこなしてきました。
現在は、新規募集するとすぐに満員になるIELTSオンライン講座を主宰・指導しております。
また翻訳者、通訳者としての実績は下記の通り。
- 東京オリンピックの公式ルールブック翻訳
- 日本人アーティストの海外ツアー同行通訳
- 大型投資案件の金融通訳
- 2022年東京ゲームショウの通訳
また最近の活動としましては、IELTSを始めとする、英語学習本の執筆もしています。
IELTSスピーキング単語集を発売しており、英語独学に関する本も執筆中です。
英語学習法に関する発信活動
最近の活動としては、より英語習得を速くできるような英語学習法を研究して発信。
関西大学外国語学部にて「ChatGPTを使った英語学習法」について90分のセミナーを開催。200名を超える学生や一般の方にお集まりいただきました。
IELTSの公式運営機関であるIDP Education様にもお声がけいただき、定期的にセミナーを開催。多い時では400名近くの方にご参加いただいています。
当サイトでは、「人より一歩抜き出るための英語を独学で身に付ける」をテーマとして、英語を真剣に独学で身に付けたい人を応援します。
略歴
日本は生まれは姫路、育ちは神戸です。大学と初めての勤務先は大阪でした。というわけで生粋の関西人です。
大学を出て、英語とまったく関係のない仕事(金融関係)に従事していましたが、やはり英語が好き!という気持ちが強く、カナダにワーホリで行きました。そこから縁あって、カナダには15年ほど住みました。
2009年に、29歳で、トロントにDEVELOP Language Instituteという英語の学校を立ち上げ、10年運営してきましたが、2019年に売却。
現在は、日本に住み、オンラインでIELTSを指導しています。また、執筆や講演など、幅を広げて活動しています。
カナダでの語学学校経営について
女性で海外で起業している人はあまり多くないのかもしれません。というわけで設立の経緯をよく聞かれます。
なので、少し説明できればと思います。
設立の経緯
わたしはカナダに来てから留学センター(エージェント)で4年ほど働いていましたが、語学学校を留学生に紹介するため、色々な語学学校を見学してまわっていました。
しかし、正直言って、自信をもって顧客に紹介できる学校が見つけられませんでした。
もちろん、完璧な学校はありません。
でも、ほぼ全ての学校で「怠け心」「サービス精神のなさ」「パッションのなさ」を感じてほとほと嫌気がさしてしまいました。
要するに、儲け主義になってしまっていて、本当に生徒の英語を伸ばそうと考えている学校がなかったということです。
そしたら、自分で作ってしまえということになりました。
もちろんはじめから順調にいったわけではなく、色々ありましたが、周りの人々の助けも借りながら、なんとか続けていけました。
学校運営でぶつかった壁と、得た教訓
語学学校をはじめてしばらくは、他の学校と同じように「英会話」「スピーキング」のクラスをつくり、カナダ人の英語ネイティブ講師を雇って、運営していました。
でも、英語ネイティブ講師には本当に上で言ったようなパッションに欠ける人が多いことに気づきました。
生徒の英語を本当に伸ばしたい!と思って英語の講師をやっているのは100人に一人くらいです。
そういった人々を雇っていること、わたしのやりたいことと大きくずれていること、いくら説明しても完全にはわかりあえないこと、そういったことが重なり、生徒に自信を持ってコースを提供することができませんでした。
「どうしてネイティブ講師はわたしのように情熱を持ってくれないんだろう?」そんな疑問でいっぱいでした。
ひとつの原因は、英語講師という仕事をキャリアと考えている人が少ないこと。多くの人は、「英語がネイティブであれば、英語は教えられる」という考えのもと、とても安易に英語講師になっていました。
それは学ぶ側にも原因はありますよね。
ネイティブ=良い教師である、と多くの人が信じていますが、これは間違った公式です。
たとえば、わたしは日本語のネイティブですが、日本語を外国人に教えることはできません。
外国語として日本語を学ぶときに必要な、文法などの知識をわたしは持っていないからです。
これは多くの日本語ネイティブに当てはまることだと思います。英語ネイティブでも、それはまったく同じことなんです。
誤解しないでほしいのが、英語ネイティブでも素晴らしい講師は居ます。
きちんと講師業をキャリアとして考え、生徒の英語力を伸ばすことに情熱を持ち、文法などを外国人に教えられる知識を持ち、ホスピタリティの精神を持った人。
ただ、これがものすごくレアなんです。
一方で、偶然に雇った日本人の英語講師がとっても素晴らしい働きをしてくれました。
わたしの理想としている基準を満たすレッスンをやってくれました。
もう一人雇ってみました。この人も素晴らしかった。
というわけで、日本人の基準を満たすことができるのはやはり日本人。という結論にいたりました。
「英語を伸ばすにはネイティブと会話することだ!」というような安易な考えがいまだに世間で広く知られていることも事実ですが、私はこれに関しては、絶対に違う、と経験から断言できます。
というより、ネイティブと会話するという学習法は、英語学習でたくさんやるべきことの中のほんの一部でしかないし、また自分のレベルもしっかりと考えて、レッスン内容も考えなければいけないので、安易に選ぶべき学習法ではありません。
英語を伸ばす唯一の方法は、独学だ
日本人講師を雇って満足していたのですが、だんだんと私の考え方も変わってきました。
というより、たくさんの受講生の方々を見ていて、やはり
英語力を伸ばしていくには、どうしても独学が必要だ
という考えになってきたのです。
予算のあるなしに関係なく、英語力アップには、独学が欠かせません。
この理由や経緯については、この無料メール講座で詳しくお話しています。
IELTSの独学方法を書いたメールマガジンなのですが、英語の勉強全般にも同じことが言えますので、もし興味がありましたらぜひ登録してみてください。
というわけで、語学学校(スクール)やレッスンといった形でのサービス提供は、私の考えと反するようになってきました。
ですので、今は、語学学校の経営という形ではなく、個人での発信という形で、一人でも多くの日本人の英語学習者に「効果がある学習法」を伝えるべく、活動しております。
私が指導している講座は、すべて独学をサポートしてより効率的に英語力を伸ばしていくことにフォーカスしたものばかりです。日本で他にはあまり無いものだと思っています。
この考え方にご賛同くださる方も多く、これらの講座はおかげ様で大変な好評をいただいており、新規募集するとすぐに満員となっております。
わたしの英語に関する基本的な考え方
私が指導の時だったりこのブログの中でも口ぐせになっているのが下記のようなことです。
- 予算のあるなしに関係なく、英語は「独学」をやらないとダメ
- 英語は「英語道」である→柔道、茶道などのように、ストイックに地道にすすんでいくのが一番の近道
- 英語はナマモノです→毎日勉強しないと英語力はすぐに落ちます
- やれば絶対結果がでる→英語は才能ではなく、努力の結果
- 英語の悩みの9割はインプット不足
- 単語は「どれだけたくさん覚えるか」ではなく「どれだけ使えるか」
しかし、上記のようなことを、ストレートに伝えるのではなく、「じゃあ、具体的にどうやったら実践できるのか?」ということを、わかりやすく伝える、ということを一番気を付けて発信しています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
このサイトでは、IELTS、英文法、英語勉強法を軸として、「人から一歩抜き出るための英語を習得するための独学法」について発信しています。
ぜひ、参考にしていただけましたら嬉しいです。
「独学でIELTSの目標スコアを取る方法」では、IELTSを「独学で」勉強して結果を出す方法を具体的に解説しております。
独学のスタートにぜひどうぞ!