asの意味と使い方|4つの基本・見分け方・頻出表現を例文で解説
asって、とてもよく使われる単語です。
でも、このasというのが曲者で、辞書を開くと「~なので」「~するとき」「~のように」「~として」など、意味がずらーりと並んでいます。
asを見たときに、日本語訳を一つずつ思い出そうとすると混乱します。まずはasの後ろが「主語+動詞」なのか「名詞」なのかを確認してください。
私が指導するときは、最初に次の4つを覚えてもらっています。
| 基本の意味 | よくある形 | 言い換えの目安 |
|---|---|---|
| ① ~なので | as+主語+動詞 | because / since |
| ② ~のように・~と同じくらい | as+主語+動詞 / as+形容詞・副詞+as | in the way that / equally |
| ③ ~しながら・~するとき | as+主語+動詞 | while / when |
| ④ ~として | as+名詞 | 役割・用途を表す |
①~③はasの後ろに主語と動詞が続くため、形だけでは意味を決められません。前後の文脈を読み、because、while、「~のように」のどれで言い換えられるかを考えるのが見分け方の基本です。
目次
asの意味は後ろの形と文脈で見分ける
長い英文でasが出てきたら、次の順番で確認します。
- asの後ろに主語+動詞があるか
- asの前に形容詞・副詞と、もう一つのasがあるか
- asの後ろが名詞なら、役割や用途を表しているか
as+主語+動詞なら、asは節と節をつなぐ接続詞です。「理由」「方法・様態」「時間」のどれが自然かを文脈から判断します。
as+形容詞・副詞+asなら比較、work as、use A as B、treat A as Bなどの後ろなら「~として」と考えると、かなり見分けやすくなります。
①理由「~なので」
理由を表すasは、becauseやsinceと近い意味です。
使い方
asの後ろには、主語と動詞を含む節が続きます。
S=主語
V=動詞
as+S+V=「SがVなので」
becauseは理由そのものを強く伝えたいときによく使われます。一方、asは聞き手も分かっている理由や、結果に比べて重要度の低い理由を添えるときに使われることが多く、becauseより少し書き言葉寄りです。
例文
As everyone is here, let’s begin.
全員そろったので、始めましょう。
We took another route as the road was closed.
道路が通行止めだったので、別の道を通りました。
理由を強調したい場合はbecause、すでに分かっている事情を背景として添える場合はas、と考えると使い分けやすくなります。
接続詞の後ろに置く節については、次の記事で詳しく説明しています。
②方法・比較「~のように/~と同じくらい」
asには「~のように」「~のとおりに」という意味があります。
as+主語+動詞
Do as I showed you.
私が見せたようにやってください。
As you know, English has many exceptions.
ご存じのように、英語には例外がたくさんあります。
asの後ろに主語+動詞があり、「~のように」「~のとおりに」が自然なら、方法・様態を表すasです。
as+形容詞・副詞+as
「AはBと同じくらい~だ」と比べるときは、asを2回使います。
I’m as busy as a bee.
私はハチのように忙しいです。
最初のasは「同じくらい」、2つ目のasは比較する相手を示します。as+形容詞・副詞+asをひとかたまりで覚えてください。
as … asの否定文や省略については、次の記事で例文を増やして説明しています。
③時間「~しながら/~するとき」
2つの出来事が同時に進んでいるとき、asはwhileやwhenに近い意味になります。
使い方
時間を表すasの後ろにも、主語と動詞を含む節が続きます。進行中の動作を表す場合は進行形がよく使われますが、必ず進行形になるわけではありません。
例文
My phone rang as I was leaving the house.
家を出ようとしているときに、電話が鳴りました。
As she walked to the station, she called her mother.
駅へ歩きながら、彼女は母親に電話をしました。
becauseに置き換えると不自然で、whileやwhenに置き換えると意味が通るなら、時間を表すasです。
④役割・用途「~として」
役割や用途を表すasは前置詞で、後ろに名詞が続きます。
例文
She works as a translator.
彼女は翻訳者として働いています。
This box can be used as a table.
この箱はテーブルとして使えます。
He was treated as a guest.
彼は客として扱われました。
asとlikeの違い
asは実際の役割、likeは「~のように」という類似を表します。
She works as a teacher.
彼女は教師として働いています。実際に教師です。
She talks like a teacher.
彼女は教師のような話し方をします。実際に教師かどうかは分かりません。
as+名詞を見たら、work、use、treat、regard、describeなど、役割や扱いを示す動詞が近くにないか確認してください。
よく使うasの決まり表現
asを含む表現の中には、単語を一つずつ訳すより、ひとかたまりで覚えた方が早いものがあります。
| 表現 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| as soon as | ~するとすぐに | Call me as soon as you arrive. |
| as long as | ~する限り/~であれば | You can stay as long as you are quiet. |
| as if / as though | まるで~のように | He talks as if he knew everything. |
| such as | ~など | I enjoy sports such as tennis and swimming. |
| as well as | ~だけでなく/~と同様に | She speaks French as well as English. |
| as for | ~について言えば | As for the cost, we can discuss it later. |
決まり表現は、asだけを日本語に訳そうとせず、as soon asやas ifまでまとめて覚えてください。
asの意味に迷ったときの確認順
asの後ろに主語+動詞があれば、理由・方法・時間のどれかです。because、while、「~のように」の順に入れ替え、文脈に合う意味を選びます。
asの後ろが名詞で、役割や用途を示す動詞があれば「~として」です。asが2回あり、間に形容詞か副詞があれば「~と同じくらい」を表します。
as soon as、as if、such asなどを見つけた場合は、決まり表現全体で意味を取ってください。
IELTS対策としてasの使い方を見直している方は、IELTSに必要な英文法の勉強法も合わせて確認してください。文法を勉強する順番と、今のスコアに合った参考書をまとめています。
この記事で扱ったような語彙・文法を、問題を解きながら使える知識に変えたい方には、著書『IELTS語彙文法でる500問』も役に立ちます。
接続詞と接続副詞の違いがあいまいな方は、butとhoweverの使い分けも続けて確認できます。
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