英語で多読をしたいと思っている方へ。
英語読書、つまり、洋書を読むにはKindleが断然お勧めです!
正しくはKindle端末+Amazonですね。
理由は下記です。
- 洋書が1クリックで買える
- お勧め洋書がたくさん出てくる
- レビューさえも勉強になる
- 辞書いらず
- スキマ時間で読める
- 配送がいらないので思い立ったときに読める
- 読書に集中できる
- Amazon unlimitedで合わなかったらサクッとやめられる!
個人的には、最後の理由が本当に本当に素晴らしいと思っています。
これを読み終わったら、きっとKindleで英語の読書がしたくなるはず!
下の動画の前半パートで、国山ハセンさんに多読の効果について解説してます。
表紙は、番組の都合上、漫画と書かれていますが、洋書についてもたっぷり語っています。
この記事では、10年以上、Kindleで洋書を読み続けている私が、Kindleが多読に向く理由をお話ししていきます。
目次
洋書が1クリックで買える
洋書は「数打ちゃ当たる」精神で
英語で多読を続けていくには、「数打ちゃ当たる」という精神が大事です!
一つの本を大切に大切にして、「時間が出来たら読む」というように特別な行動にしてしまってはいけないのです。
- 気軽に手に取り、
- 気に入らなければやめ、
- 2・3冊同時進行し、
- スキマ時間やマルチタスクとして
どんどん読むべきなのです。これについては私は強く思っています。
下記の記事にも書いています。
洋書の手に入りにくさが多読の敵
洋書の欠点は、何といっても手に入りにくいこと!
最近かなりマシになったとはいえ、地元の小さな本屋さんにはまったく置いていない、ということもザラ。
大型の書店でも、英語だけの本というとかなり少ない品ぞろえということもありますし、書店で注文したら何だか大げさなことになってしまいますよね。
時間もかかりますし・・・。
この手に入りにくさというのは、「英語読書の習慣化」にとっては一番の敵!!
Amazon+Kindleなら解決!
その点、Amazonは素晴らしく、サイトへ行って、会員登録し、選んでカード決済したら、もうすぐに読めちゃいます。
時間もエネルギーも必要ない。
そして書店とは比べ物にならない品ぞろえです。
ほぼ、外国(英語圏の国)に住んでいるのと変わらないのでは、と思います。
売り切れもないですから、すぐにダウンロードできる。本当、素晴らしい時代になったものです。
お勧め洋書がたくさん出てくる
これもまた素晴らしい点です!!
- Kindleで本を1冊読み終えた時
- 読み終えなくても、本を閉じた時のホーム画面
- Amazonでトップページ
- Amazonの商品ページ
に、「あなたへのお勧め」の本が何冊か表示されます。(上の写真では、本を1冊読み終えた時の画面を表示しています)
これは、内容が似ているということもありますし、Aという本を読んだ人がBという本も読むという確率が高い、という傾向によっても表示されます。
Amazonのサイトを使ったことがある方はおなじみかもしれませんが、Kindleでは端末自体にもお勧めの本が出てきます。
↑これは、本を閉じた時の画面です。(私の読書傾向が完全にバレてしまうので、一部隠しています・・・)
表示されている本のサムネイルをタップしたら、そのまま商品ページに飛び、これまた1クリックで「購入→ダウンロード」ができます。所要時間、30秒。
これがすごく良いんですよ・・・!
出てきた本をすべて読むということは無いにしても、やはり傾向が似ているため、買って読む可能性はとても高いです。
つまり、自然と多読につながります。
上でも言いましたが、1冊の本を大事に大事に・・ではなくてどんどん読んでいくことが本当に大事なので、これは「神」機能と言えます!!
レビューさえも勉強になる
Amazonの商品ページを見ているとカスタマーレビュー(顧客の感想)があることは知っている方も多いと思いますが、
洋書の場合、このレビューが英語で書かれていることが多いです。
通常、レビューは商品を買うかどうかの参考にするために読むわけですが、洋書の場合には、このレビューを読むときにも英語を読まなければいけないため、リーディングの勉強になります。
これが、かなりの勉強になります!
もちろん、校正も何も入っていない生の声なわけですから、文法間違いなどもあるのでそれは注意してほしいのですが、だからこそ、自然な英語が学べます。
英語環境で働きたい、と考える方は多いですが、このレビューを読み続けるだけでも、英語メールに対応しているのと同じくらいの効果があると私は考えています。
もちろん、Kindle端末の中でもレビューは読むことができますよ。
辞書いらず
これも大変すぐれた機能ですねぇ。
上↑の写真のように、英語で読んでいてわからない単語があったら、その単語をタップすると、このように、下の部分に辞書が出てきます。
英英辞典と英和辞典があります。
わからない単語を毎回調べるのはお勧めしませんが、これがわからないと困るな~くらいの単語は、この機能でちょっと調べると読書がスムーズにはかどります!
ちなみに、これは設定で変えられますが、上の写真の”lonely”という単語の上に出ているように、英英辞典の定義が、何もタップしなくてもすでに表示されているので、これもちょこっと意味を知りたいときには便利。
しかし、あまりわからない単語にフォーカスしすぎないことが、英語の多読のポイントではあります。
辞書やスマホを別に取り出したりせずに、オフラインで意味が調べられるので、これも「神」機能ですよね~!
スキマ時間で読める
これは英語に限らず、読書をされる方すべてにお勧めしたいポイントなのですが、Kindleが従来の紙の本と比べて優れている点として、
- 軽いので片手で読める
- 防水機能がある
- たくさんの本が一つにまとまる
- バックライトがある
というものがあります。
軽いので片手で読める
軽いので、電車のつり革につかまりながら片手で読むのが苦にならないです。
文庫本も軽いは軽いですが、ページをめくるのにもう一つの手が必要だったり。
Kindleの専用デバイスでもそうですし、もちろんスマホでも、片手で持ちつつ、同じ手でタップしたらページがめくれます。
これが非常に便利!
私は電車どころか、家の中で何かしながらとか、お風呂に入りながら、など色々活用しています。
防水機能がある
洋書はとにかく読み始めることが大事なので、どこでも読めるということは、読書のハードルを下げます。
防水機能あるので、お風呂に浸かっている間も、安心して読めちゃいます。
防水機能が付いていない端末もあるので、買う前に確認してくださいね!
たくさんの本が一つにまとめられる
また、たくさんの本を持ち歩く必要がなく、一つのデバイスに入っているので便利。
Kindle専用端末でも、とても薄いですし、スマホだったらまったく負担もないですよね。
買った本が多くなってきて、端末の中に入りきらなくなってきても、サーバー上に保管されているので、いつでも読みたくなったら呼び出せます。
もちろん本の断捨離とかもしないでOK!買った本はいつでも、何年前のものでも、すぐに読めます。
検索機能もあるので、本のタイトルがうろ覚えでもキーワードで探せますよ。
バックライトがある
そしてバックライトがあるので、暗い箇所でも読める。
寝る前に明かりを消した部屋、とか飛行機の中、というところでも読めちゃいます。
寝る前の読書という観点で私はやはりKindle専用端末をお勧めしたい。
Kindle Paperwhiteだと、ブルーライトが無いので、目に優しく、限りなく紙の本に近い質感なのです。
スマホだと目が冴えてしまって、寝つきが悪くなるんですよね…
色々と書きましたが、これらの項目というのは、すべて「スキマ時間にサッと読める」という利点につながります。
つまり私がいつも言っている毎日、少しずつ、たくさん読む、ということにつながるわけです。
配送がいらないので思い立ったときに読める
これは、上で書いたことともつながるのですが、Amazonは、読書のハードルをどこまで下げてくるんだー!と感動しております。
Kindleの電子書籍は、言うまでもなくダウンロード方式ですから配送が必要ありません。
配送されてくることを待つこともなく、「これ読もうかな」と思ったときに、熱がそのままに読むことができる。
オンラインショッピングをしたことがある人なら経験あると思うんですが、特に本などは、クリックで買ったときには読む気満々なのですが、
2~3日後に配送されてきた時には「あれ、なんでこれ注文したんだっけ?」くらいに熱が冷めているときありませんか?
上の写真で、赤の〇で囲んであるところには、「紙の本は4~5日で発送。Kindle版はすぐに読めます」と書いてありますね・・・!
もちろんAmazonはその日に配達されることもありますから、そうなるとかなり良いのですが、なんといってもクリック→すぐダウンロードにはかないません。わくわくが持続します!
しかも、もちろん売り切れ・品切れなどはありません。
たまに本でもあるんですよね。売り切れ、在庫切れ。
がくーんとやる気をなくす要因ですが、Kindleはもちろんそういったことがありません。
ほんと、素晴らしい!
読書に集中できる
Kindleは、スマホのKindleアプリでも読めるので、Kindle端末は無くても良い、という意見もあるでしょう。
確かにそうなんですが、一つ決定的な違いがあり、
それは、Kindle端末だと「読書に集中できる」ということです。
Kindle端末は、本を読むためのデバイスなので、ネットなどの接続はいちおうできるものの、最小限で、白黒なのでこれでネットサーフィンはやりたいと思えません。
もちろん、SNSやメッセージなど、スマホだとついつい見てしまうような機能もありません!
Kindle端末だけ持ってカフェに行って読書すると、多読がはかどりますよ~♪
Amazon unlimitedで合わなかったらサクッとやめられる!
個人的には、この理由が一番大きいです!
今色々なところで見かけるサブスクリプション(定期購読)。
Amazonも、力を入れています。
Amazon unlimitedは、月額1080円(プライム会員は980円)※2024年2月時点
で、特定の本を読み放題!というサービスです。
雑誌や漫画などではそういうサービスって他にも見かけるのですが、「本」というのはあまり多くないのでは?と思います。
特定の本、ということで、もちろんすべての本ではなく、読み放題で読める本は限られているのですが、この中にけっこうな数の洋書も含まれているんですよ。
何が良いかというと、私は普段から
洋書だからって構えすぎると、うまくいかない(続かない)
ということを訴えているわけですが、読み放題ですと、気に入らなければあっさりとやめ、次へ!と進むことができます。
これが読書習慣の継続にはとても大事な要素です。
読み始めて、「なんか合わないなー、面白くないなー」と思ったら、すぐにあきらめましょう。
そのようにして、羽のように軽く本に触れていると、きっとそのうちに夢中になれる本も見つかります。
一つの本に執着せず、「読書を継続する」ということを一番優先させてください。
Amazon unlimitedなら、懐が痛まずに、それができてしまいます。
最初の30日間は無料で試すことができまよ!
※こちらは、私のAmazonアソシエイトリンクです。
Kindleおすすめの端末
私が実際に使っているKindle端末は、『Kindle Paperwhite シグナチャー エディション』です。
Paperwhiteは、無印Kindleより、より文字が滑らかになっています。
私は、一年間でかなりの数の本を読むので、32GBの端末を買いましたが、普通に洋書を読むために買うなら16GBで十分です。(漫画などを読む人は、容量の大きい機種を買うのがおすすめ)
広告あり・無しでも、値段は多少変わってきますが、より集中したい人は、広告無しを選びましょう!
結論として
試しに買ってみたい人
無印Kindle(防水機能なし)
失敗したくない人
Kindle PaperWhite(16GB)
筆者が使ってる端末と同じものがいい人
Kindle Paperwhite シグナチャー エディション
※こちらは、私のAmazonアソシエイトリンクです。
Kindle端末を買うと「Kindle Unlimited」が3ヶ月無料になる(執筆時点)ので、必要な人は、商品画面で選択しときましょう。
「読むためだけに端末を買うのもなー」って感じる人もいそうですが、私の意見としては、投資しちゃっても十分価値はあると思いますよ!
スマホなどと違って、寝る前にも、眼が冴えることなく、読めますから!
実際に何の本を選んで、どう読んで習慣にしていくのか、については、下記の記事をご参照ください。
多読をすると、どんな効果があるのか。効果的なやり方についてはこちらをどうぞ!
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