「読む」ことは、最強の言語勉強法だと思っています。

私自身も、

多読によって驚くほどに英語力が伸び、キレイで洗練された文章を書けるようになり、

オリンピック公式ルールなどの翻訳の仕事までするようになりました。

  • 時間かかるし
  • 続かないし
  • つまらないし

…の三拍子揃った「読む」勉強法。

なので、とにかく質より量だ!ブログでも良い!SNSでも良い!といつも言ってるんですが、やっぱり「英語で小説読む」って良いですよね。

スタバとかでさらっと本を広げたり。カッコいい上に英語の勉強にもなるなんて…!みたいな。

そこで、今回は、洋書の選び方、読み方、習慣付けする方法について書いてみたいと思います。

IELTSのリーディング対策として多読を取り入れる場合は、試験問題の解き方と、多読で英語を読む量を増やす練習を分けて考えてください。IELTS本番の時間配分や問題形式は、IELTSリーディング完全攻略ガイドにまとめています。

こちらの動画では、国山ハセンさんに、多読について語っています。

表紙では、番組の都合上、漫画と書かれていますが、内容は多読の効果についてたっぷり説明しています。

中林くみこのプロフィール。IELTS公式運営団体IDP Educationセミナー講師。東京オリンピック公式ルールブック日英翻訳。カナダトロントにて英語語学学校を10年経営。

洋書の選び方

たくさんの洋書を試そう

選び方コツというか、本当にこれは

数打ちゃ当たる!

につきます。

私も、これまでたくさんの洋書を読んできましたが、実は読み切っていない(つまり挫折した)本も、同じかそれ以上にあるのですよ。

ほんと、1~2ページ読んで挫折、ってのもザラです。

なので、色々、迷いに迷って、1冊選び抜いて買って、それを読み切るんだー!って思わないほうが良い、ということを最初に言っておきます。

洋書には、AmazonとKindle!

しかし、日本に住んでいると、本屋さんでは洋書が手に入りにくいですよね・・・種類が少なかったり、高かったり。

そこで私がお勧めしたいのは、電子書籍、とくに「Kindle」です。

Kindle(キンドル)とは、Amazonが行っている電子書籍システムなのですが、専用の端末も売っています。スマホなどにアプリをダウンロードすることもできますので敷居は低いです。

そうするとだいたい1冊1,000円前後で本が手に入ります。

1,000円でも高い!という声もあるかもしれませんが、これはあなたの予算次第で、例えば月に5冊など、上限を決めてほしいと思います。

そして、とりあえずランキングなどで、よさそうな本をポチリましょう。

本を読んでみて、もし「無理」と思ったら、すぐにやめて、他のものにトライしましょう。

1冊に執着しないのがポイントです!!

Kindle端末とアプリの違いや、辞書・試し読みの使い方は、洋書多読にKindleを使う8つのメリットを確認するで画像付きで説明しています。

どんなジャンルの洋書を選ぶ?

ランキングなどで良さそうなものを選ぶ、と言いましたが、まずは自分の好きなジャンル、カテゴリーを選ぶことは大前提です。

好きなジャンルでなければ、日本語の本でも続きません…

アート、ビジネス、料理、科学、健康、歴史、音楽、自己啓発、心理、何でも良いです。

もし、小説が読みたいなら、最初は、

  • あまり長すぎないもの
  • 読んだことがある日本語の小説の英語訳版(村上春樹など)
  • 翻訳物を読んだことがある小説の原書(ハリーポッターなど)

などが良いですね。

ちなみに、私はハリーポッターの原書は日本語も読んだことがなく、挫折したんですが、

小さい頃に繰り返し読んだ「メアリー・ポピンズ」「若草物語」「足長おじさん」「ドリトル先生」などは、英語でも楽しく読むことができました。

ビジネス書の洋書は、おススメ!!

ジャンルでいうと、個人的なおススメは、ビジネスや自己啓発系です。

ビジネス書は、小説とは違い、文章で個性を出す必要がなく、多くの人に納得してもらう内容である必要があるので、英語としては読みやすいものが多いです。

小説は、日本語の小説でもそうですけど、作者の個性が文章に出るので、相性がありますよね。

だから挫折しやすいと言えます。

レベル別・おすすめ洋書

洋書は、同じページ数でも文体や語彙の難しさがかなり違います。レベルはあくまで目安ですが、「最初の1冊が決まらない」という方は、次の順で試してみてください。

多読初心者向け

  • Life on the Refrigerator Door:冷蔵庫に貼ったメモだけで進む小説です。1つの文が短く、まとまった読書時間が取れない人にも向きます。
  • Charlotte’s Web:難しい単語が少なく、物語の展開も追いやすい児童文学です。会話表現に慣れたい人にもおすすめです。

多読に少し慣れてきた初中級者向け

  • Holes:10代の会話が多く、1章が短めです。映画を先に見てから読むと、物語に入りやすくなります。
  • Wonder:難しい単語が少なく、日常会話に近い表現が多い作品です。複数の登場人物の視点で進むので、さまざまな文体にも触れられます。

多読中級者向け

  • The Devil Wears Prada:会話のテンポがよく、映画で筋を知っている人は読み始めやすい作品です。
  • Atomic Habits:具体例と章末のまとめがあり、必要な部分から読めます。自己啓発書が好きな人におすすめです。
  • The Housemaid:1章が短く、展開の速いサスペンスです。先が気になって読み進めやすく、長編へのステップアップに向きます。
  • Master of the Game:長編ですが、物語の展開が速く、続きが気になって読み進められます。読み切ったときの達成感も大きい作品です。

多読上級者向け

  • The Century Trilogyシリーズ:1冊800ページを超える3部作です。章が短く、歴史フィクションが好きなら長さを忘れて読み進められます。
  • Hallerシリーズ:法廷ミステリーです。会話が多くテンポも速いので、長編を何冊も読んできた人の次の挑戦に向きます。
  • The Da Vinci Code:宗教・美術・歴史に関する語彙も出てきますが、謎解きの展開が速く、上級者が長編に挑戦する1冊としておすすめです。

ここで紹介した11冊のほかにも、レベル別の洋書と、英語学習に使いやすい海外ドラマを25ページのPDFにまとめています。

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洋書の読み方

『とにかく気楽に読むこと』これが長続きさせるコツです。

そのためには、わからない単語があっても気にしないで読み飛ばしたり、前後から推測して読み進むことが大切。

辞書は使いません!

何度も登場してきて、どうしてもこの単語がわからないとわからない!という時だけ使ってください。

これはIELTSやTOEICなどの試験や、実生活(ビジネスなど)でも実はとても役立つスキルです。

英語に役立たせるんだ…!と意気込んでいると、いちいち辞書で調べたくなりますが、これをすると、読書が面倒になってしまい続きません。

読書=勉強
ではなく、

読書=楽しみ
となるように意識してみてください。

なんと言っても、一日や1ヶ月、洋書を読むことで英語力は伸びるわけではなく、1年間くらい続けることで実感できるものです。

なので、とにかく「続ける」を優先順位に持ってくること、続けるためにはどうしたら良いか、ということを本気で考えてみてください。

洋書を読むことを習慣付けるには

洋書の読書を続かせるには、本の面白さも大事ですが、環境も大事です。

スマホのアプリでKindleを読めるという話をしましたが、スマホに洋書を入れていると、まず持ち歩き忘れることがないし、飽きたら他の本に移れるし、スキマ時間に細切れに読むことで意外に続いたりします。

特に私は細切れ読書派で、ソファに座って、改めて本を広げて読む…というより、

  • 電車に乗ってる時
  • 待ち合わせで待っている時
  • お風呂に入ってる時
  • 髪を乾かしている時

などにちょこちょこ読むことが多いです。

机の前にゆっくり座る時間を作り出さないことには、洋書は読めない!と考えている方は、ぜひこの読み方を試してみてください。

多読を初めて学習に取り入れる方は、英語多読の入門ガイドを読むで、効果・やり方・コンテンツ選びを順番に確認できます。

洋書を長く読むことで期待できる効果は、洋書多読の効果と続け方を確認するで説明しています。

ABOUT ME
プロフィール中林くみこ
中林くみこ(Kumiko)
中林くみこ(Kumiko)。株式会社エヌファム代表、IELTS専門講師・著者。「KumikoのIELTSオンライン講座」を主宰しています。カナダで語学学校を10年経営し、IELTS対策をはじめ、TOEIC、英文法、ビジネス英語、翻訳、通訳、英会話など幅広く指導してきました。詳しいプロフィールはこちら
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