英語学習の
パラダイムシフト
が起こっています・・・!!
英語教育業界20年の私でも、ここ最近のAIの進化には衝撃を受けています。
ChatGPT、スピークバディ、speakなど、すでに話題になっているものも多いですよね。
「私には関係ないなー」と思っていませんか?
これは英会話業界や英語学習の世界にも、大きな革新をもたらすものです。
先日、こんなツイートをしたら、大反響でした。多くの人がAI×英語学習に注目している証拠だと思います。
(1/7)
今流行りの「AI」を駆使した英語学習について連続ツイートします!スレッドを追っていくと読めます。
今日お伝えしたいことは『英語学習のパラダイムシフトが起こっているよ』ということです。
なぜ起きているかというと、AIの進化が今、凄まじいからです。
実例まで教えます。(続)
— Kumiko|英語学習を高速化する人 (@IELTS_expert) February 11, 2023
AIを使うことで、英語学習の概念が大幅に変わり、
いち早く取り入れると、人より一歩抜き出る英語力を
昔に比べるとかなり効率よく身につけることができます!
この記事で詳しく見ていきますね。
目次
AIを使った英語学習はこんな感じ!
まずは動画を見ていただけるとAIを使った英語学習のおもしろさがわかると思います!
このように自分が興味ある分野の英語ニュースの文章をいれて、単語帳を作って、とお願いすると、AIが自動的に瞬時に単語帳を作ってくれます。
市販の単語集では出来ない、オーダーメイドの単語帳ができるのです。
今回の動画ではChatGPTというAIチャットを使用しました。
ChatGPTは、登場してから2か月でユーザー数が1億人に達した、超話題の無料ツール。
まだ完璧ではないですが、これから精度も良くなっていくと思います。
※2023年3月にGPT-4という進化版が現れ、日本語でもかなり精度が上がりました。
↓このデータは、ユーザー数1億人に達するまでにかかった月数を示しています。TikTokが9カ月、インスタグラムが30カ月、そしてChatGPTはなんと2か月です。

Chat GPTが話題になったこともあり、2023年に入ってから、GoogleやMicrosoftといった大手IT企業が次々にAIの発表を行ってきています。
GoogleはBard、MicrosoftはBingというAIツールです。
これは大きくネット業界を揺るがすニュースなのですが、
この記事を読んでいるあなたにとっても、おおいに関係があることが、
上の動画でわかっていただけたのではないでしょうか。
AI英語学習は、こんな問題を解決できる!
ChatGPTなどの、AIやテクノロジーを使うことで、こんな問題が解決できます。
- 市販の教材が合わない
- 問題集を次々に買うとお金と時間がかかる
- 英語を使う相手がいない
- 人が相手だと英語を使うのに緊張する、気を遣う
1つひとつみていきますね。
市販の教材が合わない
私は教材オタクで、今までに買った教材を合計すると100万円以上費やしています。
もちろん職業柄、というのがあるのですが、
そこまでたくさん買った理由を考えると、やはり「何かが物足りないから」
というのがあるわけですね。
これを読んでいるあなたも、きっと共感していただけると思います。
市販の本や動画では対象の層が広すぎて、自分のレベルや希望に合わないことも多い。
結局色々なものを買ってしまう、というお悩みもよく聞きました。
「オーダーメイドで教材を作れないかなぁ」って思って、
私の場合は自分のレッスンで使う教材を手作りしてきたのですが、
当然、ものすごく手間や時間がかかっていました。
英語のプロでも苦労するので、英語の学習者が、教材を自分で作るというのは、非現実的でしたよね。
英語学習が楽しめない理由は、自分に合った教材を探すのが大変すぎるのも一因かな、とずっと思ってきました。
問題集を次々に買うとお金と時間がかかる
今は月額制や無料の英語教材(Netflix、YouTubeなど)が増えてきたとはいえ、
きちんとした辞書や、文法をしっかり勉強しようと思うと、やはりお金がかかります。
何か英語に関する疑問を解決しようと思うと、GoogleやYahooで検索するだけでは物足りないことも多く、教材を買う必要が出てきます。
そして1冊で問題が解決されれば良いのですが、なかなか解決されないことも多いので、次々と新しいものを買ってしまう・・・
当然、教材は1冊1,000円~3,000円ほどかかりますから、お金がかかりますよね。
もちろん、書店やAmazonなどでいろいろと探したり、レビューをいろいろ見たりしていると、その時間もかかるので、けっこう馬鹿にならないくらいの無駄が発生します。
その時間を、もっと英語を使うことに充てたい・・・!というのは、全英語学習者の願いなはず!!
英語を使う相手がいない
基本的に、日本で住んでいれば、日常生活で英語を使うことはありません。
仕事で英語を使ったりなど特殊な場合を除き、まったく英語を発することがなく1日が終わることが普通です。
かといって、英語を話す練習をしようと思っても、相手が居るわけではないので、
結局は英会話レッスン等にお金を払うことになるわけですね。
お金を払えば、講師と英会話の練習ができるのですが、
30分で5,000円など、けっこう高く、
格安のものであれば、質を妥協しなければいけなかったり・・・
『話す』だけではなく、『書く』に関しても同じですね。
ちょっとした日記などを書いて添削してもらうのは、とても良い英語の勉強法なのですが、
これももちろん無料ではできませんよね。
そして、自分(学習者)の要求や希望が細かかったり多くなるほど、
それに応じたお値段設定になっていくのは、セオリーでした。
人が相手だと英語を使うのに緊張する、気を遣う
この問題は、日本人には意外と一番大きいものなんじゃないかと思ってます。
- 何度も同じ質問したら嫌がられる
- あまり頻繁にレッスンの予約をしたら、うざがられる
- 要求を色々いうと、面倒がられる
- あまりに低レベルの間違いをしたら恥ずかしい
- レッスンのたびに、毎回緊張するからハードル高い
個人によって、程度の差はあれど、なんとなくこういう気持ちをもっている人は多いのでは。
日本人は総じて相手の気持ちを汲む(汲みすぎる)傾向にあるので、特に気を遣う性質の人だと、そこらへんがしんどいのではないか、と思います。
ただ、英語(特に会話)をマスターしようと思うと、そういった気持ちは越えて、
どんどんと口に出したり書いたりすることが必要なわけですね。
いわゆる「場慣れ」というやつです。
そうすることで、口の筋肉みたいなものが鍛えられます。
会話で必要な瞬発力、英語脳みたいなものも出来上がってきます。
ただ、それをしようと思うと、上の章で書いたように、お金がとてもかかってしまう。
まとめると、
少し前までは、自分のニーズに合う学習をするのは、マンツーマンの英会話に通うなどしかなく、お金が莫大にかかっていました。
英語環境がない日本では、英語学習は、量・質・お金のあらゆる面で不利だったんです。
日本人が英語がなかなかできるようにならない大きな原因と言えます。
私もこの状況をなんとかしたい、と思っていました。
AIを使うと、こんなことができる!
さて、実際にAIやテクノロジーを使うと、どんなことができるのでしょうか。
私がざっと見た限りではこんな感じです。
- 英会話練習
- 英作文練習
- 発音矯正
- オーダーメイド単語集作成
- 文法学習
- 瞬間英作文
- 多読
- 多聴
・・・と、
ほぼ全部かい!!
というようなラインアップとなっております((+_+))
もちろん、相手は機械ですから、
- 気を遣うこともなく、
- 疲れることもなく、
- 緊張することもなく、
- 好きな時に好きな場所で
- 無料もしくは最低限の課金で
実現できちゃうわけです!!!
AIができないこと
素晴らしい機能をもったAIですが、まだ発展途上の面もあり、
現時点では、できないこともあります。
代わりに勉強する
当たり前なのですが、AIがあなたの代わりに英語を脳に入れ込んでくれるわけではないですね・・・
あくまでも、勉強をするのはあなた自身です。
ただ、英語の勉強の仕方については、今までに書いてきたように
- 自分が主導権を握って!
- 自分仕様で!
- 自分の弱点だけを補強する!
なんていうワガママが安価で叶えられます。
なので、使いこなせばAIはあなたの英語学習の最強パートナーになり、
英語学習の効率が爆上がりすることは間違いなしです。
最終チェックをする
AIやテクノロジーで、完全・完璧を求めるのはまだ少し難しいかな、と思います。
間違いがないようにしようと思うと、やはり人間のチェックが必要です。
単語集などではまぁ問題はないのですが、
添削、特に資格試験などの添削となると、その試験の知識も必要なので
やはりそこは専門家に頼む必要が出てくるでしょう。
また、会話もカジュアルなものだと良いのですが、
資格試験などのスピーキングに関してフィードバックをするのは
AIだとまだ少し頼りないのかな、と思います。
私はいま、メインでIELTSを教えていますが、IELTSの学習法やテクニック的なものを詳しく教えてくれるAIはまだ存在していません。
私が主宰しているIELTSオンライン講座では、私の今までのIELTS指導経験や知識とAIを使った学習を掛け合わせて、受講生に最大限の効率でスコアアップする方法を教えていきたいと思っています。
まとめ
というわけで、AIを使った英語学習について、
たくさんのメリットをお伝えしました。
最後に書いた通り、AIを使えば完全に言語の壁が無くなるわけではありませんが、
使いこなせば大きなアドバンテージになることは間違いありません。
私は正直、今まで英語にかなりの時間とお金を費やしてきました。
「英語はセンスや生まれつきではない、とにかく努力して!時間をかけて!」
と他の人にも言ってきました。
だけど、今は令和。そしてAIと共存する時代。
洗濯機が発明されて洗濯の時間が大幅に短縮されたのと同じで、英語学習だって、時短になっていい。
今、私が英語を勉強し始めたとしたら、大げさではなく、かける時間が半分になるでしょう。
それくらいに大きな改革が起こっています。
本音は、今から英語をやる人がとてもうらやましい。
でも、今の英語学習者は、情報が多すぎて、自分にとって役に立つ情報を選別するのに時間やお金がかかっている。
私の役目は、英語習得者の視点から、それをお手伝いすることかなと思います。
昭和のど根性論では「とにかく英語は努力するか、しないか」
令和のAI時代は、「スマートな学習法を知ってるか知らないか」
それで差がつきます。
ポジショントークになりますが、私が発信するような情報を知っているだけで相当なアドバンテージです。
これから、私自身もAIや最新テクノロジーについて勉強しながら
最新の英語学習法について、皆さんに共有していきたいと思います!
ぜひぜひ、SNSのフォローやYouTubeのチャンネル登録もお願いしますね♪
こちらの無料メール講座では「ChatGPTの始め方」から丁寧にステップで解説。
毎日ゆっくりペースで進めていきたい方は登録してみてください。

文法で行き詰まっているあなたへ。目からウロコの英文法学習法を詳しく解説するメール講座です。
受験で失敗したKumikoがその後、どのようにして翻訳者になり、さらに語学学校の経営をするまでになったのか。
その実体験から学んだ、効果抜群の英語学習法を7日間でシェアします。