IELTSスピーキング(Speaking)

IELTSスピーキングで話すネタが思いつかない時は、作り話をしよう

IELTSスピーキングを指導していてよく聞く悩みが

「話すネタが思いつきません」

というものです。

実際、IELTSのスピーキングは、「日本語で質問されても答えられないな」と思うような質問ばっかりです。

今回は、IELTSスピーキング試験で、思ってもみない質問をされて「はぁ?」となった時の対策を書いていきたいと思います。

 

IELTSスピーキングで話す内容は作り話でオッケー!

IELTSスピーキングは作り話でオッケー

作り話をする理由

IELTSのスピーキング試験は、あくまでも英語力を試す試験です。

ですので、あなたが話す内容が、本当のことなのか、正しいのか、確認することもありませんし、たとえ事実として間違っていることであっても全く問題ありません。

なので、作り話(創作、でっち上げ)でもまったく問題ありません。

というか、一人の人が経験できることって少ないので、幅広いトピックで投げかけてくるIELTSの問題に対して、素直に「自分の経験だけで」答えられるっていうのは稀なわけで、

むしろ積極的に作り話をしてください。

作り話をするコツ

このように言うと、

「いや、作り話は苦手なので、自分の経験から話すほうが話しやすいです」

と答えが返ってくることがあるんですが、もちろん、一瞬でゼロから創作するのは誰だって無理です。

ここでいう「作り話」を具体的に細分化すると、下記のようになります。

  1. 対象をちょっとずらす(歴史や文化系、一番系)
  2. 他人の体験談を話す
  3. 一つのものをオールマイティに対応させる

これらについて、説明していきますね。

 

対象をちょっとずらす

IELTSスピーキングで話す対象をちょっとずらす

歴史や文化系の場合

  • 日本の祝日について教えてください。
  • 地域のお祭りについて教えてください。
  • あなたの街の歴史について教えてください。

こんな問題が出ると、「まったくわからないです・・・歴史や文化を勉強しておいたほうが良いのでしょうか?」と涙目で聞いてくる方が多いです。

真面目か!笑

答えは、NOです。

もちろん、勉強しても良いのですよ。止めません。

しかし、まったくIELTSには関係ないので、IELTS対策に焦っている方にとっては遠回りです。

対策は、「ちょっとずらしたことについて答える」ということです。

もちろん、「頭の中で」ずらしているだけで、質問としてはきちんとそれに答える必要がありますよ!下記の具体例の「赤字部分」をご覧ください。

具体的にどう対策するのか、見ていきましょう。

【質問例】

日本の祝日について教えてください。

【対策】

みんなが知っている「お正月」について答えましょう。特別な祝日について言う必要はありません。

お正月のエピソードに詰まったら、「月見」やら「お盆」やらのエピソードも「お正月の一環」として、勝手に足しちゃいましょう。

【質問例】

あなたの地域のお祭りについて教えてください。

【対策】

自分の地域でなくてもOK。

例えば青森のねぷた祭りや大阪のだんじり祭りなど、自分がぱっと思いつくものについて、いかにも地元のお祭りのように話しましょう。

祝日の時と同じで、複数のお祭りのことを組み合わせていかにも一つのお祭りのように話せばネタも思いつきやすいかも。

【質問例】

あなたの街の歴史について教えてください。

【対策】

適当に日本の歴史のエピソードで自分が覚えているものから引っ張ってきて、あなたの街の歴史かのように話しましょう。

金閣寺は豊臣秀吉が作った!とかいう強者も居まして、その時はグループレッスンで他の日本人の生徒さんも居たので笑いが起きていましたが、まったく問題なし!!

ウソを言うことに抵抗がある方も居るかもしれませんが、正しい事実を勉強する時間を単語の一つでも覚える時間に充てたほうが、よほど有意義です。

そして、「あなたの街の歴史」を知ったとしても、まったくつまらないものだと思いますので、有名な日本の歴史上の人物やエピソードについて話すほうが、よほど生き生きと話せるはずですよ!

一番系の場合

  • 日本で一番人気のあるスポーツ、エクササイズは何ですか?
  • 日本で一番売れているガジェットは何ですか?
  • 日本で一番子どもに人気のあるテレビ番組は何ですか?
  • あなたの街で一番、外国人に人気のある観光地は何ですか?

何度も言いますがIELTSは知識の量を問う試験ではなく英語能力・コミュニケーション能力を問う試験。

「日本で一番が何か」「あなたの街で一番が何か」なんて試験官はもちろん知りませんし、もし知っていて、答えが間違っていたとしてもまったく問題ないのです。

「えーと、一番が何かは知りませんが、私の好きなスポーツについて話しますね・・・」とうまく英語でつなぐことができれば、それでも問題ないのですが、これを読んでくださっている大半の方は、それよりも普通にでっち上げてしまったほうが答えやすいのでは、と思います。

もちろん、「頭の中で」ずらしているだけで、質問としてはきちんとそれに答える必要がありますよ!下記の具体例の「赤字部分」をご覧ください。

具体的にどう対策するのか、見ていきましょう。

【質問例】

日本で一番人気のあるスポーツ、エクササイズは何ですか?

【対策】

迷わず、自分の好きなスポーツ、自分のやっているエクササイズについて、日本で一番人気があるかのように話しましょう。

【質問例】

日本で一番売れているガジェットは何ですか?

【対策】

迷わず、自分が好きなガジェットについて、日本で一番売れているガジェットであるかのように話しましょう。

【質問例】

日本で一番子どもに人気のあるテレビ番組は何ですか?

【対策】

迷わず、自分が好きなテレビ番組や自分が子どものころに好きだったテレビ番組について、「今一番日本で人気がある」かのように話しましょう。

【質問例】

あなたの街で一番、外国人に人気のある観光地は何ですか?

【対策】

迷わず、パッと思い浮かぶ観光地について、あなたの街のことであるかのように話しましょう。私なら京都の金閣寺でしょうか。

 

他人の体験談を話す

IELTSスピーキングで他人の経験談を話す

自分の体験談だけ、自分の知識だけ、だと限界がありますね。

そこで、他人の体験談も、いかにも自分の体験談かのように話してしまいましょう。

  • 友達・知り合いから聞いた話
  • ドラマや映画で見たエピソード
  • ニュースなどで見た話

このうち、ドラマなどだと、かなり話しやすいのではないでしょうか。

例えば、多くの人が困る「パーティ」系の話題です。

日本人って、「パーティ」あんまりやらないですよね?笑

【質問例】

最近行ったパーティについて教えてください。

【対策】

ドラマでみたパーティの様子について、自分が行ったパーティかのように答える。

これ、私も実際にやったことがあります。映像で見た情報なので、自分の体験談と同じように、いやそれ以上に、活き活きと話すことができましたよ!

 

一つのものをオールマイティに対応させる

IELTSスピーキングで一つのものをオールマイティに対応させる

IELTSスピーキングPart 2で出るヘンな質問たち

IELTSスピーキングでは、「人」についての質問がたくさんあります。

例えば、下記のような質問をされると焦りますよね。Part 2に多いです。

  • 家族の友だちについて話してください。
  • 近所の人について話してください。
  • 小学校の時の先生について話してください。

Part 2では1分間の準備時間がありますが、「誰にしよう?」と考えているうちに1分間が過ぎてしまうこともよくあります。

誰にするかをすぐに決められれば、話す予定の内容や単語などもメモしておけるのに・・・!

では、対応策をお話します。

オールマイティな一人の人を仕込んでおく

本番までに予め「この人について話そう!」という、オールマイティな「Aさん」を作っておいてください。

そして、そのAさんの

  • プロフィール(年齢、職業、家族構成など)
  • 知り合ったきっかけ
  • 好きなところ、嫌いなところ、尊敬するところ、Aさんから学んだこと
  • 面白いエピソード2~3個

を、英語で一通り言えるように練習しておくこと。

そして、ここまで読んでいただいた方には、わかりますよね?

このAさんは、複数の人の組み合わせでも良いし、実在しないで完全に空想の人物でも良いです。

例えば、本や映画の登場人物だったり、芸能人だったりでも良いです。むしろ、そのほうが話しやすいかも・・・。

適用の方法

上記の質問を含む、「どのような質問をされても、Aさんについて」話します。

家族の友だちについて話してください。→Aさんについて、家族の友だちかのように話す

近所の人について話してください。→Aさんについて、近所の人かのように話す

小学校の時の先生について話してください。→Aさんについて、小学校の時の先生かのように話す

もちろん、多少のアレンジは必要なのですが、大丈夫です。そこまで細かくつっこんできません。

それよりも、「誰にしよう?」と本番で悩む時間を節約するほうが、200倍、大切です!今日から早速、「Aさん」の用意をして練習を始めましょう!

 

IELTSスピーキングで話すネタが思いつかない時の対策まとめ

IELTSではとにかく突拍子もない質問を出してきます。

こういった問題にいちいち真面目に答えていては、かなり無理があります。

そもそもIELTSは英語の試験なのですが、ネタがないがゆえにしどろもどろになり、知っているはずの単語が思い浮かばなくなったりということが容易に起こります。

これも当然で、「何を話そう?」と考えるのと、「英語の文法や単語」を同時進行で考えるのは、どうしたって脳のキャパオーバーで、絶対に無理だからです。

つまり、「話す内容」が思いつかないだけで、スコアが下がってしまったり、英語の実力が発揮できない、ということなのです。

逆に言えば、ここで話したような対策を実行して、「何を話そう?」という悩みが無くなったら、その分「英語の文法や単語」を考えることができ、結果としてスコアも良くなるということです。

IELTSスピーキングはほんのちょっとしたことでスコアが変わってくるので、ぜひお試しくださいね!

スピーキングに関しては、下記の記事もどうぞ。

IELTSスピーキングで合格スコアを取るためのスコア別勉強法3ステップ

ABOUT ME
中林 くみこ
中林 くみこ
カナダで語学学校を10年経営し、IELTS対策をはじめ、TOEIC、英文法、ビジネス英語、翻訳、通訳、英会話などさまざまなコースで指導してきました。現在はその経験を活かし、オンラインで英語独学法を発信。