IELTSスピーキング(Speaking)

IELTSスピーキングで文法ポイントを上げる3つのシンプルな方法

IELTSスピーキングでは、4つの採点基準(評価基準)の中に

文法の幅と正確さ

というものがあります。

日本人のIELTS学習者は、このうちの後半の「正確さ」つまり「間違えないこと」に重きを置く傾向にあります。

しかし、完璧に間違いなく話すのは、そもそも無理ですし、必要ありません

それよりも、ネイティブスピーカーなら、こんなしゃべり方をする、という特徴、つまり「自然な話し方」をこころがけていくことが重要です。

しかし「自然な話し方」というのは抽象的ですね。

この記事では、本当にシンプルな、でも効果絶大の3つの方法を具体的に、レベル別に書きますね!

複雑な文法を使いましょう、ということではないので、今日から誰でも実行できます。

初級、中級、上級と3レベルに分けているのですが、これは「スコア〇だから中級」とかそういうことではなく、初級が出来てから中級、というように順番に進めていってほしい、という意味です。

私は、カナダで語学学校を創設し、10年間経営。カナダで初めて、日本人特化のIELTSコースを創設し、以来、1,000人以上の日本人に、対面・オンライン・通信講座を通してIELTSを指導してきました。

初級編:主語を人にする

まずは、主語を人にする、ということを意識してみましょう。

人、というのは、I/he/she/they/we とか、人の名前(Mike, Kathy)などです。

主語を人にする、というのはつまり、基本的に文章の「始まり」を「人」にする、という意味ですね。

主語+動作動詞 の(受身とかではなく)シンプルなしゃべり方をする

ということです。

日本語につられて、モノや抽象的なことを主語にしてしまうと、こんがらがってしまい、難しい言葉や、受身やら副詞やらが登場してきてどうしてもつまってしまいます。

たとえば、

規制が特別に確立しなければならない。

ということを言いたいとすると、「が」がついている前の「規制」を主語にして

A regulation…

と始めます。

でも、「特別に」はどうする?

specially?
especially?
exceptionally?

そして、文字とおり「確立しなければならない」を英語にすると

A regulation should establish.

となってしまいますが、これだと「規制が自分で確立する」とおかしな意味になってしまうため、受身にして

A regulation should be established.

とするのが正しいのですが、受身って、スピーキングでとっさに出てこない場合が多いので、つまってしまうんです。さらに上にあるようなspecially とかいう副詞をつけるとなると、

自分でも何を言っているのやら!
そしてもちろん試験官にも通じない!

という英語になってしまいます。

なので、人を主語にする ということを考えます。

we, you, they といった、抽象的な主語はとても便利です。たとえば今回の例でも、weを主語にしてみましょう。

We should establish a special regulation.

すっごい、シンプルだと思いませんか?「特別に」というのを「特別な」と考えて形容詞にしているのにも注目!英語は形容詞のほうが副詞よりも多いので、形容詞を使うほうが絶対にラクなんですよ

多くの人が、難しいしゃべり方をしないとスコアが取れないと思っているのですが、間違ってしまったり、つまりが多いほうがずっと減点対象になります。

まずはシンプルに、

人を主語にする
主語+動作動詞 の(受身とかではなく)シンプルなしゃべり方をする

っていうのを心がけて練習してみましょう!!

中級編:代名詞を使う

初級編の「人を主語にする」がだいたい実践できるようになってきたら、

代名詞を使う

というのを意識し始めてみましょう。

代名詞を使っていない例です。

…. I entered university. After I entered university, I did ….

・・・大学に入りました。大学に入った後、私は・・・

下線のところがかぶっているのがわかりますか?

これを下記のように変えます。

… I entered university. After that, I did…

・・・大学に入りました。その後、私は・・・

他の例です。

I go to school every day. I go to school everyday by train.

私は学校に毎日行っています。私は電車で学校に毎日行っています。

これを下記のように変えます。

I go to school every day. I use train to go there.

 

というように変える。

文字にするとわかるけど・・・

と思うかもしれません。実際、これはスピーキングになると多くなる間違いなんですよねー。

解決方法は、

代名詞を使うようにしよう!

と決心することです。意識しないことには何も変わりませんから。

上級編:文章を長くする

初級編の「人を主語にする」、中級編の「代名詞を使う」が出来るようになってきたら、上級編です。

接続詞を使って文章を少し長くしていきましょう。

長くといっても、やみくもに長くするわけではなく、接続詞を使って、節と節をつなげる「2文節」で構成する文章が理想的です。

1文章ずつぶつ切りになっている方は、まずは接続詞を意識して使ってみましょう。

接続詞の基本としては

  • and
  • but
  • if
  • because

の4つですね。

ここで注意してほしいのが、接続詞と接続副詞を混同してしまうことです。混同している人はとても多いです!下記の記事で詳しく説明していますので、ご一読ください。

but=でも

however=しかしながら

というように、「丁寧とカジュアルの違い?」と勘違いしている人は多いです!!

butとhoweverの違いについてわかりやすく解説butが「しかし」でhoweverが「しかしながら」でしょ?と思っていませんか。実はこの二つには文法上の大きな違いがあるのです。意味の違いは、実はありません。どちらも「しかし」です。...

ちなみに、このように2文節で文章を作るのは、ライティングでも同じなので、接続詞と接続副詞についてはしっかりと理解し、慣れておきましょう。

どうやったらできるようになるのか?

上記に書いた3ステップを実行するには、まず頭の中で強く意識する必要があります。

ノートなどに書いておいて、スピーキングの練習の前に読み返すのも良いですね。

また、録音したものを自分で分析する際にも、この3つが出来ているか?というのをチェックリストのように使ってみてください。

録音したものを分析する方法はこちらの記事↓

独学だけでIELTSスピーキング目標スコアを取る!自宅トレーニング法断言します。IELTSスピーキング対策は、独学でも十分できます。というより、独学をやらなければいけないのです。1,000人以上の日本人に、対面・オンライン・通信講座を通してIELTSを指導してきた英語スパルタ校長が、今からすぐに実践できる、自宅でのトレーニング方法を書きます. ...

文法以外の対策については、下記の記事を参考にしてくださいね!

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ABOUT ME
Kumiko
カナダで語学学校を10年経営し、IELTS対策をはじめ、TOEIC、英文法、ビジネス英語、翻訳、通訳、英会話などさまざまなコースで指導してきました。現在はその経験を活かし、オンラインで英語独学法を発信。
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