いよいよ明日はIELTS本番!
ということで、試験の前日にやるべきこと、やるべきではないことをお教えします。
正直、前日に「英語力を伸ばす」ということは難しいですが、それでも直前までできることはあるので、気を抜かず、やっておきましょう。
下記は「試験1週間前に何をするか」という記事です。まだ1週間以上ある方はこちらもあわせてご参照ください。

やるべきこと

スピーキング
スピーキングは、毎日練習してください。
なんなら、当日も練習してください。
「1週間前にやること」の記事でも書いたのですが、スピーキングは、やはり「口の筋肉」がものを言います。
しっかりと直前まで口の筋肉を動かして、英語の瞬発力を少しでも高めておくこと。
具体的には、今までやってきたIELTSスピーキングの問題を、自分ひとりでブツブツ言って復習する形です。
また、シャドーイングも良いですね。
特に、誰かに見てもらった時に発音(イントネーション、強弱、アクセントなど)を指摘されたり「もっと英語らしい話し方を」と言われた人の場合は、シャドーイングを直前まで行って、お手本の音源を完全コピーする、ということを意識してください。


また、ネタを考えておくのも良いでしょう。まぁ、これはもう少し前からやってほしいものでもありますが・・・

単語
単語もスピーキングと同じく、毎日やるべきだし、直前まで伸ばせます。
極端に言えば、本番の1分前まで1個でも多く覚えたほうが良いですよね?
なので単語は本番の前だからといってスピードは緩めず、突き進んでください!
単語はこのページ↓でもらえる無料単語集から。まだダウンロードしていない方は、どうぞ。

できるだけインプット
スピーキングと単語をやって、まだ少し余裕がある場合は、時間が許す限り、
英語脳に切り替える
つまり、英語環境に身を置きましょう。
英語環境といっても、海外に住んでいるわけではない場合は、聞こえてくるもの(テレビ、ラジオ、Youtubeなど)や見るもの(テレビ、SNS、本や雑誌)をすべて英語に切り替えましょう。
といっても「本を使って英語を勉強しよう!」とかそういうわけではなく、とにかく英語のシャワーをあびる、ということですね。
まぁ一番お勧めなのは、いつも勧めている海外ドラマです。(またか、と言われそうですが・・・)
あまりプレッシャーを感じず、とにかく楽しんで英語環境に浸りましょう。
持ち物の用意をしておく
IELTSの試験はたいてい朝が早いので、さすがに当日の朝に荷物の用意をする人はいないと思うのですが・・・
前日はソワソワしてしまう人が多いと思うので、割り切って勉強はある程度で切り上げて、荷物の用意を万全にしておくことを考えましょう。
そして試験会場が初めて行くところであれば、経路を調べておくのも重要ですね。
現代ではGoogle mapもありますが、都会で地下通路や地下街が発達しているところだと、地下に入ると地図がアテにならなくなったりして、けっこう迷うこともあります。
最寄り駅から会場までの経路をシミュレーションしておきましょう。
いつもの時間に寝る

「IELTS試験の直前にできる、5つの対策」では、生活リズムを整えることが大事、ということを書きました。つまり、「朝型」になる、ということですね。

しかし、「もう明日が試験」という時に、いつもより早く布団に入ろうとするのは、間違いです。
睡眠というのはリズム(サイクル)なので、いきなりいつもより早い時間に寝て、すぐに寝られるものではありません。
いつも寝る時間の1時間前などは、むしろ「一番眠くない時間帯」と言われていますので、この時間に布団に入ると、余計に目が冴えてしまって、いつも寝る時間にさえ寝られなかったりします。
ですので、今の段階で朝型にできていない場合は、早く寝ることはあきらめ、いつもと同じ時間に布団に入ってください。
でも、しっかりとアラームをかけることをお忘れなく!!
やるべきではないこと

IELTS試験の前日にやるべきではないこと、それは、新しいことをやること、に尽きます。
- 新しい問題に取り組むこと(LRSWすべての技能)
- 新しい生活習慣(いつもより早く寝る、など)
- 新しいかばん
などなど。
新しい問題に取り組んでしまうと、その後の復習や分析をする時間が無かったり、それを練習してみるという時間が無かったり。
焦ってしまう可能性が高いですし、あまり効果も上がりません。
道具も、いつも使い慣れたモノを持っていきましょうね。
鉛筆などは試験会場で提供されることが多いでしょうが、普段から筆記用具や解答用紙も試験本番に近いものを使っておく、というのも「試験の直前にできる5つの対策」に書いたとおりです。
まとめ

「直前」系の質問(直前に何をやれば良いか)はたくさんいただきます。
その中でも、今回は「前日」についてフォーカスしてみました。
「今回は時間が足りな過ぎた!」という人は、次回の試験に向けて、下記の記事を参考に、IELTSの対策を進めていってくださいね。
全体の計画

スピーキング

リスニング

リーディング

ライティング

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