IELTSのスピーキングは1対1の面接形式です。
基本的にはその面接をした試験官が、あなたのスピーキングのスコアを決めます。所要時間は11~14分。
実際に受けてみるとわかるのですが、「えっ、もう終わったの?!」っていうくらい、短く感じます。
こんな短いスピーキング試験の間で、いったいどうやって試験官はスコアを決めているのでしょう。
実は、IELTSスピーキングでは、厳格な採点基準があり、試験官はきちんとそれにそったスコア決めをするようにトレーニングを受けています。
この記事では、IELTSスピーキングの採点基準と、どうすれば評価に沿った受け答えができるのかを解説します。
本記事の信頼性
明日香出版社より、スピーキングに特化したIELTS英単語集を出版しています。
目次
IELTSスピーキングの採点基準
4つの採点基準
IELTSスピーキングには、4つの採点基準(band descriptors)があります。
- 流暢性と論理一貫性(Fluency and Coherence)
- 発音(Pronunciation)
- 文法の幅広さと正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
- 語彙(Lexical Resource)
発音、語彙はわからなくはない・・・しかし、流暢性や論理一貫性とは何?文法の「幅広さ」って??
とハテナが飛んだ人も多いはず。これから、詳しく説明していきますね。
流暢性・論理一貫性
流暢性とは
「流暢性」つまり「流暢に話す」ということなのですが、抽象的な表現ですよね。
そりゃ、英語を学習する人全員が、流暢に話すことを目指していますもんね。笑
これをより細かく具体的にすると、おもには下記のようなことです。
- ある程度の長さで話す(切れ切れではない)
- 空白(ポーズ)が最低限である
- どもる、黙り込むということが最低限である
- 一度発した言葉を訂正しない
スピーキングでは、この「流暢性」が実は一番、重要視される採点基準でもあるのです。
この事実については、もちろん公表されていないのですが、私が今まで、1,000人以上の日本人にIELTS指導をしてきて、
それぞれの英語の話し方と、実際に出るスコアを照らし合わせると、もう絶対にそうとしか思われない結果となっているのです。
つまり、上記のような話し方が出来る人は、ちょっとぐらい発音がまずくても、文法を間違いまくっていても、語彙が初歩的でも、6.5くらいまでは簡単に取れてしまうのです。
これに対して、日本人が英語のスピーキングにおいて何を一番重視するかというと、「文法」と「発音」です。
だって、わかりやすいから。
IELTSに限らず、日本人の憧れる「上手な英語」って、発音が良くて正しくしゃべっている状態ですよね?
しかし、これは世界的な評価基準とズレているんです。
実際に英語圏に住んでみるとわかるのですが、日常生活や仕事で現地の人とかかわっていくのにあたって、一番重視されるのは「コミュニケーション力」です。
なぜかというと、日本語ほど「暗黙の了解」が多くない英語の文化では、とにかく「口にして自分の意見や考えを言ってナンボ」というところがあるからです。
「言わなくても伝わる」というのはブッブー!!なのです。
これについては、下記の記事の「ハイコンテクストの日本語、ローコンテクストの英語」という章でも書きましたのでご参照ください。
とにかく、一番重視されるのは「コミュニケーション力」であり、コミュニケーション力に一番重要なのは、流暢性です。
つまり、このようになります。
- 発音は、通じれば良い。
- 文法は、わかれば良い。
そしてIELTSの試験も「実際の生活上で英語が運用していけるかどうか」を測る試験ですから、当然それが一番重視されるわけです。
論理一貫性とは
論理一貫性、というのは、下記のように定義されています。
- 話の流れがわかりやすい
- 主には、接続副詞の使い方が正しくて適切である
これまた、わかりにくい・・・
接続副詞は、英語ではlinking devices(リンクするためのツール)と呼ばれたりするのですが、文章と文章をつなげるものです。
例としては下記のようなものがあります。
【逆接】=前の文章と逆のことが言いたい
- however(しかし)
- nonetheless(それにもかかわらず)
- yet(しかし)
- still(それでも)
【順接】=前の文章と同じ趣旨のことを重ねて言いたい
- moreover(さらに)
- furthermore(さらに)
- in addition(加えて)
こういったものを効果的に使えると、話の流れがわかりやすくなるため、論理一貫性のポイントが上がる、というわけです。
しかし、使いすぎは禁物!!です。
「なんだか賢そ~」と思って、すべての文章をこういった接続副詞で始める人が居るのですが、それは逆効果になってしまいます。
それよりは、接続詞をしっかりマスターして1つの文章を長くすることのほうが効果的!
これについては、下の「文法」の項目で詳しく書きますが、接続詞と接続副詞の違いについては、下記の記事をご参照ください。
発音
発音の評価基準の、具体的な定義というのは下記の通りです。
- 受験者の言っていることが理解できる
- イントネーションを使える
- 理解を妨げない程度のアクセント(訛り)
- 正確な個別の発音
ランダムに書いているように見えるのですが、私の今までの経験から、重要視されている順番に書いています。
理解できる
まず、「理解できる」というのはとても抽象的に見えますが、細分化すると
- 声の大きさ
- イントネーションを正しくする
- 強弱を大げさにつける
ということになります。
これについて、詳しくは下記の記事をご参照ください!
イントネーション
そして、イントネーション。
上の「理解できる」の項目にも、イントネーションを入れているのを見てもわかるように、イントネーションが正しくはっきりしていること、が何より重要なんです!
今まで1,000人の日本人のIELTS学習者を指導してきたのですが、イントネーションがイマイチなせいで、なかなか6.0を脱して6.5や7.0を取ることができない、という人をたっくさん見てきました!
日本語って、すごくフラットな言葉なんですよね・・・
対して、英語は音楽のメロディのようにイントネーションがはっきりしている言葉。
日本人は、そもそもイントネーションがあまりついていなくてすごく聞き取りにくくなったり、カタカナ英語の影響で、正しい位置に付けられなかったりします。
矯正にはけっこう時間がかかりますので、まずは自覚することから!!
録音して、自分の英語がフラットではないか?確認してみてください。
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IELTS(アイエルツ)のスピーキング試験は試験官との面接形式になっています
この対策として、ツールを駆使して自宅で練習する方法を共有します
使うツールは
▶︎Notta(アプリ)
▶︎Natural Reader(アプリ)
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— Kumiko|英語学習を高速化する人 (@IELTS_expert) July 14, 2023
Nottaというアプリを使うと、文字起こし、録音、どちらも同時にできて便利ですよ!
訛り、個別の発音
これは、6.5や7.0を取ることが目標ならば、あまり重視しなくても良い項目です。
日本語の「訛り」というのは実はそれほど強いものではなく、多くの日本人が「発音が悪いから、通じない・・・」と悩んでいるのは、
声が小さかったり、口を大きく開けなかったりして「クリアではない(ボソボソとしゃべっている)」というケースがほとんどなのです。英語に自信がない、ということもあるでしょうね。
だから、まずは上に書いていることを実践して、それでも余裕があるようであれば、個別の発音に取り組んでも良いでしょう。
また、日本語の訛りとして「母音の強さ」が大きな特徴なのですが、例えば「and」を「アンドぉ」みたいな感じで発音するのがクセになっている人をたまに見かけるので、もしそれがある場合には、意識して矯正しましょう。
単語・語彙
単語・語彙の定義は、下記のようになっています。
- 幅広い語を使うことができ、言い換えもできる
- コロケーションを使える
- 上級単語が使える
- (単語を使う上での)間違いが少ない
これは特に、最初の2つが重要です!詳しく見ていきます。
幅広い語を使う
「幅広い語彙」といっても難しいですよね。
市販のIELTS単語集は、難しすぎて必要のない単語もたくさん入っています。
ましてやスピーキングとなると、それほど難しい単語は必要なく、あまり難しい単語を使いすぎるのも不自然なので、「とにかく語数を増やす!」と盲目的に増やしても逆効果になる恐れも・・・。
しかし初級単語だけ使っていても、語彙のポイントは伸びません。
覚える単語は、「簡単すぎず難しすぎないもの」というのがカギになってきます。
一例を挙げると
- seeの代わりにnotice
- walkの代わりにstroll
- keepの代わりにmaintain
- makeの代わりにcreate
くらいの感じです。
下記の無料メール講座では、特典としてIELTS頻出の単語集を差し上げています。私が厳選して、今までの受講生に繰り返し繰り返し使ってきた、門外不出?の単語集です。
手前味噌にはなりますが、この単語集にある単語は、本当にスピーキングに使えます。
メール講座の中では、スピーキング対策の具体的な方法についても書いていますのでぜひどうぞ。
言い換えする
IELTSでは、スピーキングに限らず、言い換えが非常に重要!
リーディング、リスニング、ライティングでも重要になってきます。類語、類義語と呼ばれるようなものですね。
スピーキングでも、同じ回答の中で1回、2回と言い換えができるとやはりポイントが高いです。
どうやって対策するかというと、新しい単語を覚えるときに、必ず類義語も覚えることです。覚える労力も節約できますし、一石二鳥!
コロケーションを使う
コロケーションというのは、「言葉のカタマリ」という意味です。
私も英語を指導してきて15年、5,000人以上の学習者の話し方を見てきて・・・
「なんか、あか抜けないなぁ~」って思う人と、「すごく英語っぽい話し方が出来ている!」って思う人の違いは、コロケーションなのです。
「なんか、あか抜けないなぁ」って思う人と、「英語っぽい話し方が出来ている!」って思う人の違いの一つは、コロケーションなんですよね。
コロケーションというのは「言葉の組み合わせ」という意味です。
〇 I’m going to do the laundry.⁰✕ I’m going to wash the laundry.
この違いは、…
— Kumiko|英語学習を高速化する人 (@IELTS_expert) March 4, 2024
日本語でもコロケーションの概念はありまして、
〇 洗濯をする
✕ 洗濯を洗う
「今から洗濯を洗ってくるね~」って言われたら、かなり違和感をおぼえるでしょう。
「今から洗濯をしてくるね~」が正しく、自然な日本語ですよね。
「今から洗濯を洗ってくるね~」でも、使われている単語自体は正しいし、文法も正しいし、通じるんですよね。
でも、「言葉の組み合わせがおかしい」ってことなんです。
英語でも、同じことがいえます。
〇 I’m going to do the laundry.
✕ I’m going to wash the laundry.
“wash”でも、使われている単語自体は正しいし、文法も正しいし、通じる。でも、言葉の組み合わせがおかしい。
つまり、”laundry”は、”do”という動詞を使うべき、ということを知っておく必要がある、ということですね。
スピーキングやライティングをしていて、ネイティブ講師に「なんかおかしい」って訂正されたことはありませんか?「不自然だ」とか「そんな言い方はしない」みたいな。
これは、「コロケーションがおかしい」ということがほとんどの原因だったりします。
コロケーションをマスターするには、とにかくインプットを増やすこと!つまり、多読と多聴です。
たくさん聴いたら、うまく話せるようになる。ってよく言われますが、その一番の要因は、このコロケーションがうまく組み合わせることが自然とできるようになるからってことなんですね。
多聴の効果について詳しく知りたい人は、私が解説している、こちらの動画を参考にしてください。
単語を覚える順番
IELTSスピーキングで使える単語を身に付けていくにあたって、「覚える順番」というのが実は重要です。
というのも、もちろん「一番使える」ものから覚えていきたいですよね?
日本語は「名詞」が大きな意味を占めることが多いため、「日本語→英語」で訳して文章を作っていった場合、
「ああ!単語がわからない!」って感じるのは「名詞」が多いと思うのですが、実は英語は「動詞」が一番重要です。
そのため、下記のような順番で覚えていってください。
動詞→名詞→接続詞→形容詞→副詞
普通の英会話ではそこまで重視しなくても良いですが、IELTSスピーキング対策としては、接続詞はできるだけ早い段階で正しく使えるようにしましょう。
だいたい中級者(IELTS6.0くらい)になってくると、形容詞のバリエーションを付けて、「nice, good, bad, kind」みたいな、初心者形容詞から脱却しましょう。
さらに上級を目指すにあたっては、副詞の使い方もポイントになってきます。
「覚える順番」と言っても、だいたい重視する順番、というくらいでお考えください。
例えば「今は動詞『だけ』を覚えるから形容詞は覚えない!」みたいにする必要はありません。
実際の単語の覚え方は、下記の記事をご参照ください!
文法の幅広さと正確性
文法の採点基準の定義は、下記のようになっています。
- 幅広い時制を使った文章
- 幅広い文法を使った文章
- 間違いが少ない
詳しく見ていきましょう。
時制はとても大事!!
「文法」ってすごくたくさん種類があるのに、わざわざ「時制」だけ評価基準の項目として切り取ってあるのって、すごいと思いませんか?
それだけ、時制は大事だっていうことなんです。
私も、IELTSスピーキングを指導するときには、時制をかなり重視してます。
- 英語は、とても時制の数が多い。
- 日本語は、とても時制の数が少ない。
という事実に、気づいていましたか?
これを実は気づいていない人が多い。日本語の時制は、「現在」と「過去」くらいで、しかも線引きがあいまいです。
英語の時制は、10個以上あります。
日本語は、
いつも、あのスーパー行くんです。
明日、あのスーパー行くんです。
日本語だと、この2つは同じ語尾で「行くんです」となっていますよね。「いつも」「明日」という副詞を付けることで、時制を分けている。
対して、英語は、
I (always) go to that supermarket.
I’m going to that supermarket tomorrow.
「go」という動詞が「現在形」と「未来形(現在進行形)」というように変化しています。現在形は「いつも」という習慣を表すため、「always」は付けなくても良いくらい。副詞があまり重要視されていないのがわかりますね。
何が言いたいかというと、日本人は英語の時制を使い分けるのが非常に難しく、実際に使い分けられていない人がとても多いということ。
そのわりに、IELTSでも実際の会話でも、時制はとても重要視されているということ・・・!
なので、IELTSスピーキングの文法対策をするにあたって、何よりも時制を優先してほしいなと思います。
私の英文法オンライン講座でも、豊富な練習問題をとおして、時制について詳しく学べます。
現在は満席となっているため、空きが出来次第、下の無料メール講座で募集をします。
接続詞を頻繁に、正しく使おう
その他、「幅広い文法」といっても、何からやっていけば良いのか、ということについて、明日からすぐに改善できて効果も高い2項目を挙げておきます。
- 接続詞
- 仮定法
上の「論理一貫性」のところでも書きましたが、接続副詞ではなくて、接続詞を使うようにしてください。
接続副詞は「文章と文章」をつなげるのに対して、接続詞は「節と節」をつなげるもので、接続詞を使えば、1つの文章を少し長くすることができます。
(接続副詞の例)
We went on a picnic. However, it started raining…
(接続詞の例)
We went on a picnic, but it started raining…
少し極端ですが、前者のように「文章を短く、接続副詞を使う」よりも、後者のように「接続詞を使って文章を長く」というほうがポイントは高くなります。
もちろん長ければ長いほど良い、というわけではなく、1文章につき接続詞を1つ使うくらいが目安です。接続副詞を使ってはいけない、というわけではなく、使いすぎを防ぐことがカギです。
日本語は、どうしても接続副詞を使いがちな言葉なので、日本人が英語をしゃべる時には、接続副詞が多くなる傾向にあります。
意識して少な目にするくらいがちょうど良かったりします。
接続詞の使い方についてはコチラを参考に。
仮定法を完璧に覚える
仮定法というのは文法の中でもかなりコスパが良い項目の1つです。
すごく難しい!という印象を持っている人も居るかもしれませんが、実は完全にルール化されており、実際に使われている文章も、そのルールにのっとって作られていたり話されていたりするので、「例外」などもほとんどありません。
だから、ルールを完璧に覚えさえすれば、正しく話せる、という数少ない文法なのです。
ぜひ、これはマスターしていただきたいな、と思います。
IELTSスピーキングの採点について、よくある質問とその答え
ジェスチャーは関係あるの?
「関係あるし、ない。」という、歯切れの悪い答えになりますが・・・
公式には、関係ない、ということになっています。
だって、英語の試験なので、「言葉」がうまく使えるかどうか、ということであって、その他の要素は考慮してはいけないですよね。
ただ、私の印象では「まったく無関係」ではないです。
というのも、ジェスチャーと言葉というのは、密接に関係しており、完全に切り離すことはできないからです。
なので、適切な場面で適切な種類のジェスチャーを使うことができれば、これは確実にプラスになります。
試験官だって人間なので、第一印象でわりと左右されることもあります。
しかし、ジェスチャーでスコアが決まるほどの影響はなく、料理でいえばトッピング程度?自然とジェスチャーが出るのは良いのですが、わざわざ時間をとってジェスチャーの練習だけするなどは必要ありません。
録音は何のためにしているの?
IELTSスピーキングの本番試験では、最初に試験官が録音することを明言しています。
これは、「証拠」というべきか。
1対1で閉鎖された空間で行われる試験なので、試験が公平に誠実に行われているか、ということを後からでも検証できるようにする目的があります。
また、IELTSは「再採点」の申請ができて、自分のスコアに納得がいかない時に手数料を支払って再度採点してもらう、というものですが、これにも録音データが使われます。
Part 1、Part 2、Part 3のそれぞれの比重は?
IELTSスピーキングの試験では、3つのパートがありますが、試験官は、パート2でほとんどスコアを決めてしまう、と言われています。
パート1は、わりと定番の質問もありますし、受験者もかなり緊張しているので、試験官もそこまで重視していません。ウォームアップみたいな感じです。
しかし、パート2でコケてしまうとパート3でかなり健闘しても、なかなかスコアを撤回できません。
というわけで、この二つを考えあわせても、力を入れるべきは、パート2!ということになります。
試験官の立場になって考えてみても、「次の質問はどうしよう?」などと考える必要がなく、2分間、採点だけに集中できるので、パート2が一番「この人は、どんな英語をしゃべるのか」ということの判断がしやすいのです。
これは私が実際にレッスンでスピーキングの練習をしていて実感しています。
パート1,3を軽視して良い、というわけではありませんが、あえて言うなら、パート2が一番重視すべきかな、ということです!
文法の「正確性」と「幅広さ」、どっちを重視すべき?
どっちを重視するべきというより、どちらも7~8割を目指すべきです。
目標スコアにもよると思いますが、この記事を読んでくださっている方は、だいたい6.5~7.0を目指していることが多いと思いますので、目安としてはそれくらいです。
上にも書きましたが、やはり文法の「正確性」つまり「間違わないようにすること」ってとてもわかりやすいので、それを目指しがち。
しかも、完璧主義を発揮して、「間違いゼロ」を目指す人もいます。
間違いはあっても7.0を取ることはできるので、神経質にならないことが大事です。
IELTSスピーキング対策は採点基準を知ることから始まる!
IELTSは面接形式で、「人」が採点をするので、なんだかテキトウな印象を受けるかもしれませんが、実際には、評価基準が細かく決められています。
考えてみれば、当たり前ですよね。
体当たりで「何となくこれが良さそう」というようなスピーキングをしていくよりも、この記事で書いたような採点基準とその定義をしっかりと頭に入れて、個々に対策をしていくほうが何百倍もコスパが良いです。
貴重な時間を無駄にしないよう、この記事を読んで効率よく対策しましょう。
IELTSスピーキング総合対策の記事もありますので、スピーキング対策に苦戦している人は、ぜひ参考にしてください。
「独学でIELTSの目標スコアを取る方法」では、IELTSを「独学で」勉強して結果を出す方法を具体的に解説しております。
独学のスタートにぜひどうぞ!